いじめが終わる方程式in広島2022(根本的な解決の意味とは)

こんにちは。教育コンサルタントでいじめ研究家の品田奈美です。

 広島講演会は、今年で8年目を迎えました。シルバーヘアーの二人の活動員さんが、毎年子ども達の笑顔をただただ願い、講演会を主催くださいます。

昨年度は、コロナ感染症が広島で爆発的に増えていたため、残念ではありますが直前で断念を決断。今年は、1年明けての開催となりました。

コロナ感染の影響は色々なところで影響を及ぼしていることを感じながら、人々の動きを観察していました。毎年、会場が満席となる広島会場。今年は、本当に求めている方々が参加してくださったことを強く感じました。特に教員の参加が多く見受けられ、真摯に素直に「いじめが終わる方程式」を受け取っていかれたことが何より印象的でした。

また、今年度は、書籍をすでに読まれての参加者もいらっしゃり、とても求めてくださっていることがそこでも伺えました。

どこもかしこも対処法に追われ、対策に追いつかず、根本的ないじめ対策を求めているのでしょう。2日前に行った神戸での中学講演会で私を依頼くださった元校長先生も、まさにその話をしてくださいました。

校長先生から頂いた言葉を少しご紹介します
世の中には、様々な対処法が溢れかえっている。しかし、それではどんなに教師たちが頑張っても終わらない。それは、根本的なところが変わらないからだ!!だから、これからは対処法ではなく、大きく自分たちの意識を変化させていかなければならない。そのためには、「いじめが終わる方程式」のような根本的なアプローチを子ども達にしていかなければならない。

と・・・

私にとって、それは本当に嬉しい言葉でした。私がお伝えている真の意味を捉えて下さる方がいらっしゃることに、本当に心が歓びました。

ようやく、この意味が伝わるほどに、学校現場は大変な状況であることも同時に伺えます。

案の定、講演会が終わり皆さんから出てきた言葉は、

◉この話をもっと早くに聞きたかった。本当にもっともっと早くに聞きたかった。私は、すでに教員を定年退職してしまった。もし、この話を自分が現役中に聞いていたら、もっといじめ問題を防げたかもしれない。本当に残念だと・・・そして、この話は、とにかく早くに広げましょう。特に小さいな子どもを抱える母親や保育園等の研修にいれていくことをしてほしいです。(とっくに現役教師を卒業されたであろう女性から頂いたメッセージ)

◉目からウロコだった。この話は、全ての人に聞いてもらいたい。また、自分も伝えられる人になりたい。(現役教師)

◉書籍を読んで事前に読んで予習してきたが、書籍ではわからなかったことが、講演会に参加してよく理解できた。(現役教師)

◉子ども達に早くにこの話を伝えていかないといけないと思った。(現役教師)

みなさんが、この「いじめが終わる方程式」の必要性を非常に受け取ってくださったことが伺えます。

本当にありがたいです。どうか、一人でも多くの方々に届きますように。

これからの活動頑張っていきます。本当にありがとうございました。

数え切れないほど、広島には伺ってきましたが、今回初めて少しゆっくりと広島観光も楽しませていただきました。
広島県って、本当に自然豊かで素敵な土地ですね。世界中から人々が訪れる広島。平和を願う気持ちが大きいのは、悲しみをいっぱいに背負った広島だから。もう、これ以上悲しい戦争を起きないためにも、私達一人ひとりの内なる戦争を終わらせていきたいですね。

ご参加くださいました皆々様、主催のみなさま、遠方から駆けつけてくれた仲間たちに心より感謝申し上げます。
中学生たちも大活躍してくれました。

 

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